子守神社について
岐阜県可児市中恵土に鎮座する由緒正しき神社
子守神社の創建年代は不詳ではありますが、神殿に保元元年(1156年)の社殿創建の棟札ありと伝えられています。安永2年(1773年)の子守明神縁起によれば、保元年間(1156~1159年)とあります。武儀郡谷の庄の、もと北面の士和泉源内兵衛重義が、あるとき可児郡前田の里に行き、子供の神となるべしとのお告げを薬師如来より受けました。重義は妻とともにこの地をおとずれ、可児の長であった大佐和の家に住み、保元2年正月1日可児の田丸と名づけた男子を出生、以後15年間に15人の男子をもうけ、翌年正月1日にはうんつるとづけた女子を出生、以後15年間に15人の女子を出生、32年間に合わせて32人の子供をもうけました。その後、近郷の長の子供をたいへん病弱であったが、重義夫婦にあずけたところ病なく丈夫に育ち、この話を聞いた源三位頼政は、神威をかしこみ、田地百余町歩を下したと言います。文歴元年(1234年)3月8日、重義化念(懸念)つきてこの地で入滅し子守明神となり、妻は不破郡松尾の里で子安明神となったと言います。3月28日は重義の入滅した日であり、当社の大祭日となっています。また子授石と呼ばれる自然石が本殿西にあり、それを跨ぐと子供が授かると言われております。なお、境内には享保3年(1718年)延享3年(1746年)銘の石灯篭があり、社務 、享保年間の手洗鉢もあります。
お知らせ
子守神社例祭のお知らせ
2024年3月23日
子守神社例祭
2024年3月28日(木)
神事は午後3時より斎行
【御祈祷受付】午前10時〜午後1時まで
【境内屋台】午前9時〜午後4時頃
以上の時間内にお越しください。
新年のご挨拶
2024年1月7日
あけましておめでとうございます。
本年も、皇室の弥栄と氏子、崇敬者の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
厄払い等の受付を開始しております。
ご祈祷の方は事前にお電話にてご相談下さい。
【今月のお休み(予定)】
1月10日(水)
1月15日(月)
1月18日(木)
1月19日(金)
1月25日(木)
1月29日(月)
※急な都合にて変更する場合もありますのでご来社の際はお電話にてご確認下さい。
☎︎ 0574-62-5222
ご祈祷
御祈祷料は、一件につき7000円以上となっております。
ご祈祷の申し込みをされる方は、不在することもありますので必ず電話予約の上ご来社下さい。
また、御朱印も承っておりますので、ご希望の方は御朱印帳をご持参下さい。
初宮参り
生後初めて神様にお参りし、子供が初めて社会的に承認され、成長を祝福される機会でもあります。
男子は31日目、女子は33日目にお宮参りをします。但し、地域の習慣にもよります。
安産祈願(帯祝い)
新しい生命が宿ってから5ヶ月目の戌の日に岩田帯をしめて赤ちゃんの無事出産を願います。
子授け祈願
子供に恵まれないご夫婦にご祈願をしております。境内には、跨ぐと子供が授かると言う子授石があります。
無事成長祈願
お子様達の健やかなる成長を神様にお祈りするご祈願です。
七五三参り
古くから3才の男女児(かみおき)5才の男児(はかまぎ)7才の女児(おびとき)のお祝いをしてきました。
現在はこれらの男女共11月15日を中心に神様にお参りして、今までの無事成長を感謝するとともに、将来の益々の幸福を祈り、周囲の人々がお祝いするというものです。
厄除祈願
厄年は一般に男性の25歳、42歳、61歳、女性の19歳、33歳、37歳でその前後を前厄、後厄といいます。厄年には古来災難が多く、障りのある行動や振る舞いは慎む年であるとされています。厄除は厄年にあたった人が神社に参詣して、災を福に転ずる為にお祓いをうけ、災難を逃れようとするものです。
年祝
生涯のうちに特定の年令にあたって息災を祈り祝うこと。61歳の還暦、70歳の古希、77歳の喜寿、88歳のよ米寿などを言い、近親のものが、高齢者の働きに感謝し、長寿を祝福すると共に、長寿にあやかるためのお祝いとされています。
行事
元旦祭
年の始めに、皇室の弥栄と国家の安泰、国民の無事平穏を祈る祭である。
1月1日
祈年祭
「としごいのまつり」「春祭り」とも言う。年の始に五穀の豊穣を祈る祭である。
2月28日
例祭
3月28日
例大祭とも言う。祭神に縁故のある日、又は神社に由緒のある日を選び行う祭で、最も重要な祭である。
歓学祭
今年小学校に入学する1年生の通学の無事安全と学業成就を祈る祭である。
3月29日
新嘗祭
11月28日
新穀を神に献って神恩に感謝する祭である。宮中では新穀を天神地祇に備え、天皇自らもお召し上がりになる。
大祓、除夜祭
一年の罪や汚れを祓い、神様に今年の感謝を申し上げる祭である。
12月31日
アクセス
岐阜県可児市中恵土2259-1
☎︎ 0574-62-5222